ビタミンUの効用・効能

12月 19th, 2009

ビタミンUとは

キャベツから発見されたビタミンの類似物質です。胃腸薬の成分としても使われているように、胃腸のトラブルを改善する効果が認められています。
ビタミンUの働き・効能
ビタミンUは、キャベツから発見されたため、「キャベジン」とも呼ばれますが、「キャベジン」と聞いて、胃腸薬を思い浮かべる方も少なくないのではないでしょうか。
実際、ビタミンUは、そのものズバリの商品名のものだけでなく、市販の数多くの胃腸薬に配合されています。
その理由は、ビタミンUには細胞分裂を促して胃腸の粘膜の新陳代謝を活発にする作用があり、傷ついた胃腸の粘膜の修復に必要な新しいたんばく質の合成に働くからです。
ビタミンUは、胃腸障害全般に効果が期待できます。胃酸の分泌を抑える働きもあることから、胃酸過多による胸のむかつきなどにも効くとされています。

ビタミンUの多く含まれる食品
なんといっても、キャベツがいちばん。そのほか、パセリ、レタス、セロリ、アスパラガスといった野栄や、牛乳、卵、青のりなどにも含まれています。
ビタミンUは熱に弱いので、加熱するときは、手早くゆでたり、強火で一気に炒め上げたりして、加熱による栄養の損失を最小限に抑えるようにしたいもの。ビタミンUや、やはりキャベツに含まれているビタミンCをむだなくとるためには、スープなど煮汁ごと食べられる料理もおすすめです。生で食べる場合は、塩をふってもみ、洗うなどすると、たくさんの量が食べられます。
なお、胃腸の調子が悪いときは、酢を使って調理すると、酢の作用も加わって胃腸の働きがさらによくなり、ビタミンUの効能がアップします。

β-カロテンの効用・効能

12月 5th, 2009

β-カロテンとは

野菜、果物、海藻などに色素とした含まれるカロテノイドの代表格です。老化やがんの抑制効果に期待が集まり、世界各地で投与試験が進められています。
β-カロテンの働き・効能
β-カロテンは体内でビタミンAに変わる「前駆物質(プロビタミンA)」の一つですが、ビタミンAに変わるのは必要量だけで、残りはβ-カロテンのまま体内に蓄積されて、独自の働きをします。その働きとは抗酸化作用、つまり体内で生じる有害な活性酸素をつか
まえて消去し、老化やがん化に歯止めをかけるという働きです。
β-カロテンの抗酸化作用は、LDLコレステロールの変性を防ぐことにも役立ちます。本来、悪玉ではないLDLコレステロールがしばしば 「悪玉」と呼ばれるのは、活性酸素で酸化され、体内で”悪玉化″するからです。β-カロテンによって活性酸素を防御すれば、
LDLコレステロールが本当の悪玉に変わって、血管の内膜下に沈着し、動脈硬化を引き起こして、狭心症や心筋梗塞などを誘発することもなくなるわけです。

β-カロテンが多く含まれる食品
β-カロチンの最良の供給源は緑黄色野菜。たとえば、パセリ、育じそ、春菊、小松菜、にら、ほうれんそう、菜の花、ナンゲンサイ、にんじん、かぼちゃなどです。100g中の含有量では、のり、わかめといった海藻も負けていませんが、1回に食べる量を考えると緑黄色野菜にはかないません。
β-カロテンの上手なとり方
β-カロテンは脂溶性の物質です。したがって、油で妙めたり、揚げたりして脂肪分といっしょにとるようにすると吸収率が大幅にアヅプします。 また、β-カロテンと同じ抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンEといっしょにとると、がんの予防効果はより大きくなるといわれます。
青菜はソテーやごまあえ、ピーナッツあえなどに、かぼちゃを煮るときは炒め煮、揚げ煮にすると効果的です。

乳酸菌の効用・効能

12月 3rd, 2009

乳酸菌とは

糖類から乳酸が作られるときに働く細菌の総称です。
間や動物の体内など自然界に広く存在していますが、発酵乳という形で利用するのが一般的です。
乳酸菌の働き・効能

乳酸菌は、ビフィズス菌、ブルガリヤ菌、ヨーグルト菌、乳連鎖球菌、セルビシエ菌など、糖類に働きかけて乳酸を作る細菌の総称で、自然界に広く存在しています。
乳酸菌は、腸内で有害菌排除、整腸、免疫機能増強、肝機能促進などの働きをして、食欲不振、下痢、便秘、肝臓病、腎炎、感染症、がんなどに効果があると考えられています。乳酸発酵中に生成された有効物質も、同様の効果を発揮します。
一般的な利用形態である発酵乳には、腸内でビタミンB群などを作ったり、カルシウムの利用効率を高めたりする作用があることがわかっています。
乳酸菌多く含まれる食品
ヨーグルト、乳酸菌飲料、チーズ、バターなど、乳を乳酸菌で発酵させた発酵乳の形で摂取するのが一般的です。発酵乳以外では、漬けもの、サラミソーセージ、みそ、しょうゆなどの加工品にも乳酸菌が含まれています。
乳酸菌の上手な摂り方

乳酸菌は腸内でせいぜい1週間ほどしか生きられませんから、できるだけ毎日とるようにしたいもの。発酵乳の代表であるヨーグルトやチーズは、日本人に不足しがちなカルシウム源としても貴重です。
そのまま食べるほか、いろいろと工夫して、料理にも上手に取り入れたいものです。

大豆たんばく・大豆サポニンの効用・効能

11月 5th, 2009

大豆たんばく・大豆サポニンとは
大豆たんばくは、血中脂質を低下させることがわかっています。大豆に含まれている配糖体の一つ・大豆サポニンは、過酸化脂質の生成抑制作用が認められています。
大豆たんばく・大豆サポニンの働き・効能
大豆たんばくは、血液中のコレステロールを排除して、血中脂質を低下させる作用が知られています。がん、動脈硬化症、高コレステロール血症、高脂肪食のとりすぎに起因する肝機能障害、高血圧症、アレルギー性疾患などの症状の改善・予防に有効とされるのは、このようなことからです。また、血小板の凝集を抑制したり、血栓を溶かしたりする作用も認められており、全身の血行をよくして脳卒中や心臓病も予防します。
大豆サポニンには、不飽和脂肪酸の体内での酸化を防ぐ働きがあります。また、脂肪の合成・吸収を抑えて、その分解を促進する作用もあると考えられており、肥満体質の改善や肥満予防にも役立つと期待されています。
大豆たんばく・大豆サポニンの多く含まれる食品
大豆はもとより、大豆油や大豆を加工した豆腐、厚揚げ(生揚げ)、がんもどき、油揚げ、おから、豆乳、ゆば、納豆、高野豆腐などにも豊富に含まれています。
大豆の栄養的価値は、豆腐などに加工されても変わりません。
大豆たんばく・大豆サポニンの上手なとり方
血中脂質が高く、動物性食品を控えている人にとって、大豆や大豆加工品は理想的な食品といえます。ハンバーグやコロッケに混ぜるなど、いろいろと工夫して料理のバリエーションを広げ、l日3食のうちの最低1食くらいは食卓にのせるようにしたほうがよいかもしれません。

マグネシウムの効用・効能

11月 3rd, 2009

マグネシウムとは

酵素の活性化や筋肉の収縮に関与するミネラルで、心疾患や神経障害の予防に有効とされています。ストレスの多い人などは不足しがちですから、注意しましょう。
マグネシウムの働き・効能
マグネシウムは体内にも存在しているミネラルですが、その重要性が知られるようになったのは比較的最近のことです。300種類もの酵素の働きを活性化し、カルシウムと共同して筋肉の収縮を促すという生理作用から、狭心症、心筋梗塞、不整脈といった心臓病の予防、さらには高血圧の予防に効果があるのではないかとの期待が高まり、注目されるようになりました。
また、マグネシウムは神経の情報伝達にかかわり、神経の興奮を鎮める働きもします。イライラやストレスの多い現代人には不可欠の成分といえます。 不足すると、感情的に不安定になって怒りやすくなったり、けいれんを起こしやすくなったりします。もちろん、心疾患のリスクも高まります。

マグネシウムの多く含まれる食品

いろいろな食品に広く含まれていますが、特に豊富なのは海藻類やごまです。そのほか、精白していない穀類、ほうれんそう、ごぼう、かんぴょう、プルーン、バナナ、アーモンド、ピーナッツ、豆類、大豆加工品、魚介類なども供給源になります。
マグネシウム上手なとり方
健康人のマグネシウム摂取量の目安は、体重60キログラムの人で、1日300ミリグラムです。日本人のマグネシウム平均摂取量は、1日約200ミリグラムといわれていますら、1日当たり100ミリグラムのマグネシウムが不足していることになります。
特に不足に注意が必要なのは、ストレスの多い人、激しい労働をする人、お酒をたくさん飲む人、胃腸や腎臓に慢性的な疾患がある人、高齢者、妊婦、授乳婦などです。また、牛乳や乳製品をたくさんとる人、加工品や清涼飲料水などをたくさんとる人も、含まれるカルシウムやリンによってマグネシウムの吸収が妨げられ、マグネシウム不足を招きやすいものです。意識して補給に努めることが大切です。